【釣行#14】八戸のテクビイカを沖漬けにしてやるぜ

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八戸テクビイカで沖漬け

こんにちは、サイアジ編集部のトラヤです。

今年もテクビイカ(ヒイカ)のシーズンがやってきましたね!!

トラヤ
トラヤ
イカはあまり得意ではないので、今年こそしっかり勉強して釣らねば!!

八戸でテクビイカを狙うなら八戸港周辺がド定番。

道具をバチッと揃えて2週間ほど通ってみたので、今回はその成果をどうぞ!

テクビイカを釣る準備

テクビイカを釣る準備

ここ数年トライしてみましたが、どうも数が伸びないというか、エギ(イカ用ルアー)をうまく動かせている気がしません。

今年はアジが不調(というかこれが例年通り?)なので時間はたっぷりありますから、しっかりリサーチしてから釣行に臨みます。

手っ取り早いのは上級者に張り付いて道具を教わり、釣り方を盗み、実践して経験値を積み上げていくことでしょう。

タックル

タックル

トラヤの場合は、マイクロジグやライトロックに使用しているアジングタックルをそのまま流用しました。

ラインとリーダーもそのままです。

アジングをすでにやっている方なら、専用タックルを用意せずにすぐに始められるのもテクビイカの魅力。

■タックルデータ■

・ロッド:メジャークラフト クロスステージCRX-S562AJI

・リール:ダイワ レガリスLT2000S

・ライン:サンライン Small Game PE-HG 0.2号

・リーダー:サンライン トルネードVハード  1号

仕掛け

仕掛け

イカといえばエギですが、ポンポン釣る上級者の方はスッテ(エギより小さいイカ用ルアー)単品で投げていました。

これは個人的になかなか衝撃的で、沈下速度はスナップやサルカンをつけて調整しているそう。

それを聞いたトラヤの結論は以下(イカ)のようになりました。

ヤマシタ おっぱいスッテ3.8cm/5cm

ヤマシタ YSスナップRS S

なお、スナップにサルカンが付随していますが、ここは流れや深さに合わせてサルカンを付け替えて対応(重さ変更)します。

※この時(10月後半)はイカがまだ小さかったので、エギよりスッテの方が抱くというのが理由だそうです。

テクビイカの定番ポイント

テクビイカの定番ポイント

テクビイカを狙うにあたって、ポイント選定におけるキーワードは常夜灯流れの2つです。

テクビイカ本体は光を嫌うものの、そこに集まるベイトにつくようなので、明暗部か深場(ボトム)を狙うと良いとのことでした。

常夜灯

近所の漁港に常夜灯が効いているならチャンスかもしれません。

また、常夜灯がなくても船が留まっていれば、その明かりについている可能性があります。

光はないけどイカが釣れるポイントでは、投光器(3,000円~で売ってます:Amazon調べ)を炊くといいでしょう。

流れが穏やか

テクビイカは潮通しがいい漁港入口より、流れが穏やかな漁港奥に溜まる傾向にあるようです。

大体の漁港はコの字になっていますので、船の明かり等がない場合はとりあえず角に投光器を設置してみましょう。

テクビイカを釣って沖漬けにする

テクビイカを釣って沖漬けにする

必要な情報と道具が一通り揃ったので、早速八戸港周辺でテクビイカにトライします。

トラヤはAmazonで投光器を購入したため、常夜灯がバチバチに効いている一級ポイントが満員でもその脇でトラヤゾーンの展開が可能。

トラヤ
トラヤ
投光器強し。

釣れたイカは沖漬けにして、軍艦巻きに乗せて美味しくいただく作戦。

沖漬けとは?

沖漬けとは?

沖漬けは釣り人の特権の一つであり、釣りたての生きているイカをそのままタレにだいぶさせます。

そうするとイカがタレを吸い込んで、身の内部まで味がしっかり入ってめちゃくちゃ美味しいです。

なお、漬けダレにダイブさせた後のイカはとても苦しそうにワナワナビュービューするので、トラヤはあまり見ないようにしています。

その他のおすすめの食べ方

その他のおすすめの食べ方

テクビイカは沖漬けのほか、そのままお刺身で食べてもいいですし、バター醤油で炒めても絶品なのだとか。

バター醤油炒めの作り方はとても簡単で、以下の3ステップで出来上がり。

  1. イカを水洗いして口と軟骨を取る
  2. 熱したフライパンにバターを溶かし、水気を切ったイカを投入してバターを絡めたらフタをして2分待つ
  3. フタを開けて醤油をお好みで垂らし、イカを転がしてまんべんなく色が着いたら完成!

3の工程でササッと炒めるとバターの香りが強く、少し焦がすと屋台風に仕上がるので、このあたりはいろいろお試しください。

防寒は万全に!いざ、夜の漁港へ

防寒は万全に!いざ、夜の漁港へ

漁港に行ってみるとなぜか去年より混んでいなかったので、一級ポイントにエントリーしてスッテをチャポン。

常夜灯が効いているのでキャストはせず、5mほど軽く放ってフリーフォールからの1シャクリ。

しゃくるといってもアオリのように激しく動かさず、糸ふけを作ってあげるくらいの感じでゆっくり動かします。

イカがいればポンポン釣れる!

イカがいればポンポン釣れる!

しゃくる→待つ→しゃくる→待つを繰り返し、糸ふけがなくならないorラインがスーッと持っていかれる等の変化があればアタリ。

もしくはシャクったときに重さがあればイカが抱いているので、軽くアワセて身切れしないようにゆっくり巻いてきましょう。

アジングよりかなりスローな釣りなので、釣り仲間と言っておしゃべりしながらまったりやれるのが楽しい!

今のところボウズなし

今のところボウズなし

潮の動きが結構影響するらしく、釣れるペースは好調なときで時速10~20杯それ以外は時速1~5杯といったところ。

毎夜21時頃からのエントリーですが、日によって24時からバーっと釣れだしたり、時には深夜2時から朝まで釣れ続くこともありました。

とりあえずポイント選定さえ間違えなければ、素人のトラヤでも数の多少はあれどボウズになることはなかったので、寒いでずが頑張る価値は大いにあります!

寒くなると早起きがつらいからナイトゲームが良い!

寒くなると早起きがつらいからナイトゲームが良い!

仕事帰りにフラッと行けてまったり釣れるテクビイカ。

個人的にかなり面白く、仲間内でもすっかりイカがブームとなっています。

しかし、これだけ釣れてくれてもやっぱりアジが恋しくなってきますね!

青森県南太平洋側はシケ続きなので、濁りが取れたタイミングでまた早起きを頑張ってみようかなと思います。

以上、現場からトラヤがお伝えしました。

※釣りに行く際はライフジャケットを着用しましょう!
※漁港内では漁師さん達の邪魔にならないようにしましょう!
※立ち入り禁止ポイントには入らず、マナーを守って楽しく安全に釣りましょう!

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