
突然ですが、最近アジが南下してる気がする。
というのも、太平洋側南部のアジングの聖地(と勝手に思っていた)種差漁港の魚影が最近薄いのです。
いるにはいるけどサイズが小さかったり、すぐに場所が変わってしまったりと今月始めまでの安定感がありません。
ということで今回は、少し南下してファミリーフィッシングで人気の小舟渡漁港でアジング!
「日の出前から良いよ」と聞いていましたが、今日に限って寝坊したので日の出からスタートです・・・。
20cmオーバーの釣果報告をGET!
あらためまして、こんにちは!サイホクアジング編集部の寅谷です。
「最近小舟渡漁港が釣れている」という有力情報を耳にしまして、「どれどれどんなもんなのよ」というスタンスで朝マズメに突撃してまいりました。
小舟渡漁港はいわゆるコの字型をしており、先端からは春は良型のウミタナゴ、秋は青物まで狙える中規模漁港です。
ちなみに今朝はというと、船の停留状況から入り口より攻めることにしました。
ここで一点注意事項ですが、漁港内で釣りをするなら漁師さんに迷惑をかけてはいけません。
船の係留ロープなどにジグヘッドが引っかかることがあるので、船周りでは基本的に釣りをしないようにしましょう。
寅谷より手前側で餌釣りをしている方が写っていますね。
こんな感じで車を横付けできるのも、この漁港の魅力と言えるでしょう。
肝心の釣果ですが、ほぼ5時ぴったりのスタートで1匹1投ペースとかなり好調でした。
アジが釣れているという情報は本物です!
しかし、サバの猛攻にも遭遇し、かかってみるまでどちらかわからないというシーンも。

▲サバのバイブっぷりがよくわかる1枚です。

▲小船渡漁港ではハゼも釣れます。
水深が1m以上あるのでハゼクラは難しいですが、わりと生息しているようですね。
根がかりが怖いので、テキサスリグなどでズル引きするとコンスタントに釣れるかもしれません。
アジとサバどちらがかかるかわからないものの、入れパクモードは5時半まで続きました。
完全に日が昇ったあとは徐々に落ち着いていき、3投に1〜2回当たるか乗るかといったところ。
最大サイズは20cmジャストとまずまずですので、アジ南下疑惑はあながち間違っていないのかもしれません。
漁港紹介
今回訪れた小舟渡(こふなと/こみなと)漁港は、青森県は三戸郡階上町にあります。
港内春から夏にかけてはウミタナゴ、夏から秋にかけてはアジやサバ、そして冬はチカやロックフィッシュと1年を通して釣りが楽しめ、足場が良いこともあり休日はファミリーフィッシングで大賑わい。
八戸方面から来る場合は、国道45号を岩手方面に行って『小舟渡小学校←』の立て看板がある交差点を左折するか、海沿いの海鳴りラインを道なりに。
岩手方面から来る場合は、国道45号を八戸方面に向かって『キューピータマゴ㈱青森工場』の看板が左手に見える交差点を右折です。
漁港データ
小舟渡漁港
〒039-1201 青森県三戸郡階上町大字道仏廿一5−1
最寄り駅:八戸線階上駅(徒歩10分)
今回使ったワームとジグヘッド
前回の釣行記事でもタックルデータは記載していますが、念の為今回も載せておきます。
タックルデータ
ロッド:メジャークラフト クロスステージ CRX-S562AJI
リール:ダイワ レガリス LT2000S
ライン:PE0.3号
リーダー:5lb
そして肝心の今回使ったワームですが、こちらも前回と同じくMAGBITEの小悪魔ジグヘッド1.5gとブーティーシェイク2インチを使用。
1.4インチも試したところ、アピール力が足りないのか当たりがなくなってしまいました。
カラーはお好みですが、オキアミグローとUVクリアピンクがあれば県南太平洋側は通用する気がします。
サイズは1.4/2/2.5インチの3種類がありますが、1.4インチと2インチがあればまず大丈夫でしょう。
話題のエッグキャスト(ソフティー)を使ってみた
アジング開始から1時間、6時を回るころにはあれだけいた釣り人は半分以下に、アジの当たりもポツポツと少くなってきました。
撮影は順調だけど、天気も良いしこのまま帰るのはもったいない!ということで、ジャッカルから販売されているエッグシリーズの最新作『エッグキャスト』でアジングを実践!
ちなみにタックルデータはこんな感じ↓です。
タックルデータ
ロッド:ジャッカル EGG CAST Softy
リール:アブガルシア カーディナルⅡ STX1000S
ライン:フロロカーボン2lb
リーダー:5lb
ちなみにこのセッティングは小学生の長男用で、一番小さい1000番リールにライントラブルの心配が少ないフロロを巻いています。
港内には根が点在しているのと、30cmオーバーのサバもいるので念の為リーダーを結束。
それで結局アジは釣れたのかというと・・・
もちろんちゃんと釣れました!
ただ、やはりアジングロッドのような感度はないので、魚に吸い込ませてある程度向こう合わせにする必要がありそうです。
針が小さめのジグヘッドで、1g前後を選んでおけば間違いないでしょう。
大人にはちょっと短いですがしっかり曲がってなかなか楽しいので、噂通り活躍するフィールドは広そうですね。
とういことで今回は、小舟渡漁港での釣行をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
時合いが終わってもハゼなど他のターゲットがいますので、1日ゆっくり釣りを楽しみたい方にもおすすめの漁港です。
この週末は小舟渡漁港でLet’sアジング!