【釣具考察】アジングに最適なライフジャケットって結局どれ?

  • LINEで送る
ライフジャケット考察

こんにちは、サイアジ編集部のトラヤです。

1回も釣りに行かないまま2月になってしまいましたが、下手すると今月も釣りに行かないまま過ぎ去りそうな気がしています。

トラヤ
トラヤ
タックルは積んである。あとは勇気だけだ!!(違

さてさて今回はと言いますと、「アジングするときのライフジャケットって、ぶっちゃけ腰巻き一択じゃないの?」というお話。

はたして本当にそうなのか、この機会にじっくり考えてみましょう!

釣りをするならライフジャケットを着用しよう!

釣りをするならライフジャケットを着用しよう!

釣り人のマナーとして、「釣りをするときはライフジャケットを着用する」ということについては、サイアジでしつこいほど周知してきました。

これは個人的に思うところがありまして、SNSでハッとさせられる書き込みを見たというのが大きな理由です。

内容はといいますと、要所だけ抜粋しますが以下のようなものでした。

必ずしも意識がある状態で落ちるとは限らないだろ

ゾッとしました。

何らかの理由で気絶して落水した場合、ライフジャケットがなければ絶望的な状況といっていいでしょう。

この書き込みを見てからというもの、“ライフジャケットまでがタックル”という意識を強く持つようになりました。

ライフジャケットのありなし

ライフジャケットのありなし

では実際問題、ライフジャケットのありなしで生存確率がどのくらい変わるのでしょう?

これはある程度データが出ています。

着用 非着用
船舶からの転落 生存率80% 生存率27
釣り中の転落 生存率79% 生存率55

引用:海上保安庁からのお知らせ

漁港で転落した場合は、自力で這い上がれたり誰かに手伝ってもらえる確率が高いので、ライフジャケット非着用でも生存率が50%を超えています。

しかし、これが一人で釣りしている状況で、ましてや意識不明だったらどうでしょう?

いくら穏やかな漁港内といえど、生存率が一気に下がるというのは容易に想像できますよね?

着用しなくても良い場所はある

着用しなくても良い場所はある

とはいえ、トラヤはどんな場所でもライフジャケットを着用しようとは考えていません。

「どっちなんだよ」

「ライフジャケットまでがタックルじゃないんか」

「意識不明で落ちたらとか言ってたじゃん」

「嘘つくのやめてもらっていいですか?」

こんな声が聞こえてきそうですが、釣り場に落下防止の柵などがある場合のみ、“個人的には”ですが着用しなくてもいいのではと思うのです。

落ちる方が難しい場所”で釣りをするなら、身軽に釣りをしてもいいのではないかなと。

個人的にですよ?

あくまでも個人的に。

アジングに最適なライフジャケット選び

アジングに最適なライフジャケット選び

あれこれ書きましたが、ライフジャケットを着用すべき場所が大半を占めるのが現状ですので、ここからはアジングに最適なライフジャケット選びを考えていきましょう!

いよいよ本題って感じですね。

ライフジャケットの形状には大きく分けて腰巻きタイプ・ベストタイプ・肩がけタイプの3種類があります。

機能面では手動膨張式だったり自動膨張式だったり、浮力材入りだったりとありますが、アジング用ということで機動性重視で選ぶ方が多いのではないでしょうか?

腰巻きタイプ

腰巻きタイプ

アジングを含めたライトゲーマー御用達のタイプですね。

ウエストポーチのように腰に巻いて装着し、落水するとガスが充填されて浮き輪のように膨らんでくれる優れものです。

背面に装着できるものが多く、動作を妨げないので人気があります。

ベストタイプ

ベストタイプ

ベストの中に浮力材が入っているタイプで、THE救命胴衣といった感じです。

最近はマズメのコアライフジャケットのようなオシャレなデザインのものが増えていますが、若干動きにくいのと、夏場は暑いといったデメリットがあります。

一方でポケットがあるモデル(ゲームベスト)は収納力に優れており、必要なツールを収納しておけば着るだけで準備が完了するといった手軽さも持ち合わせています。

肩がけタイプ

意識不明で落水した場合、最も安全かつ生存率が高いのは肩がけタイプでしょう。

腰巻きと同様にガスが充填されて膨らむタイプですが、ショルダーバッグが使えない、首周りがゴワつくといったデメリットがあります。

しかし、腰巻きタイプでは難しいウエストポーチが使用可能になるというメリットがあることも忘れずに。

結局どれがおすすめ?

結局どれがおすすめ?

どのライフジャケットも一長一短ありますが、デザイン性と機能性で悩んだ結果、腰巻きタイプに落ち着く方が多いはず。

しかし、私トラヤのようにミニマル装備にこだわるのであれば、ベストタイプも捨てがたいところ。

ちなみに腰巻きタイプは、ベルト固定式と好きなベルトに装着できる中通し式があるのはあまり知られていません。

ツールを腰回りに全て収めたいという方は、タクティカルベルト+中通し式ライフジャケットという組み合わせにすると、カスタムの幅が広がりますよ。

結論:何を重視するかでスタイルは変わる!

何を重視するかでスタイルは変わる!

ライフジャケット考察なんて大層なタイトルの割に、パッとしない着地になってしまいましたね(汗)

最後の最後まで“個人的には”ですが、船に乗らない方であれば、デザインやサイズで選んでしまっていいのかなと。

ただし、自動膨張式でも小さな浮き輪がプカっと浮いてくるタイプだと、意識不明の際は結局沈むことになるのでそこだけは注意しましょう。

というわけで読者の皆様、今月も最低限の釣り人マナーを守って楽しくご安全に!

※釣りに行く際はライフジャケットを着用しましょう!
※漁港内では漁師さん達の邪魔にならないようにしましょう!
※立ち入り禁止ポイントには入らず、マナーを守って楽しく釣りましょう!