
こんにちは、サイホクアジング編集部のトラヤです!
今年も残すところあと一週間となりましたが、ここに来てほわっと気温が上がってくれたおかげで釣り日和ですね(違)

とはいえ夜になれば気温は氷点下まで下がるので、ソイやメバル狙いでナイトゲームに行く方にとっては寒さが相変わらずの大敵となるはず。
ということで今回は、極寒の青森県でも「寒さなんてへっちゃら〜」になれちゃう発熱ジャケット『Warm Geek2020』をレビューします!
“最強”の進化系発熱ジャケット『Warm Geek2020』
冬の青森県は日中でも氷点下の日があったりして、アウトドアな趣味をお持ちの方にとっては辛いことこの上ないですよね。
どんなに防風防寒を謳うジャケットやパンツを着用しても寒いものは寒い。これは揺るぎない事実なのであります。

では、ジャケット自体が電気の力で発熱したらどうでしょうか?
そんな夢のような機能を搭載しているのが、巷で噂の“発熱ジャケット”という代物です。
『Warm Geek2020』は現在クラウドファンディング中の発熱ジャケットで、数ある発熱系アイテムの中でもトップクラスの性能を搭載。
モバイルバッテリーを繋いで電源を入れたら1秒で発熱が始まり、お腹側左右と背中の計3ヶ所内蔵されたカーボンナノチューブが40/46/53℃の3段階で温まります。
ジャケット表面には0.15mmのTPU防水加工が施されており、水分のみならず風までしっかりガード。
電気パーツを使っていますが水洗い可能ですので、釣りやキャンプで汚れたら洗濯機へ入れてジャブジャブ洗えるのもいいですね。
従来品と比べてスッキリシルエット&シンプルデザインになっていて、アウトドアだけでなくタウンユースでも違和感なし。
通勤通学にも着て行ける『Warm Geek2020』は、GREENFUNDINGにて1月29日までプロジェクトを公開しています。
カラーはブラック・ネイビー・ベージュ・ホワイトの4色展開となっており、12月21日時点では1着19,380円(税込)から入手できるとのことです。
※発送は2021年1〜2月を予定。
※今なら5,000mAhモバイルバッテリーがもれなく付属。
プロジェクトページURL:https://greenfunding.jp/afustore/projects/4255
『Warm Geek2020』は基本性能が高い!
発熱ジャケットの存在を初めて知ったのは2019年春頃でしたが、

とものすごい衝撃を受けたのを今でも鮮明に覚えています。
しかし、目当ての製品はすでにクラファンを終了しており、Amazonで検索しても「どれがいいやらな〜」と結局決まらずじまい。
そんな折、今回のレビュー記事を書かせていただけることになったのは本当にラッキーでした。
と、前置きはこのくらいにしておいて、いよいよ『Warm Geek2020』のお披露目です。

▲サンプルということですが、これで完成品とのこと。
今回提供していただいたのはネイビーのLサイズ。
タイトめのシルエットということで、サイズ選びはいつもと同じでいいみたいです。
“FOOXMET”の1文字がボタンになってる!しかも電源ONで発光するという鬼アツ設計。
フロントファスナーにはまさかの羅針盤!釣りでも方角調べるのにたまに使いますよね。
表側はとりあえずこんな感じで、ここからは内側を見ていきましょう。

▲出たー!防風防寒にこだわるなら必須の裏アルミ!しかもメッシュ付きとは!
作りが悪いのだとアルミが粉々になってインナーに着きますが、『Warm Geek2020』は安心感がすごいです。
右側の内ポケットにはかわいいメガネ拭きがついています。マスクで曇っても大丈夫!
左側にはバッテリーポケットとケーブルが。ポケットはいい感じに伸縮しますね。

▲裾はキュッと絞れるようになっています。これで隙間風対策もバッチリ。
触ってみるとわかりますが、少しフワッとした触感。
中にはエコロジカルなSMAWARM中綿がギッシリ入っているそうで、保温性にも期待できそうです。

▲肩甲骨と肩甲骨の間くらいにカーボンナノチューブを内蔵。
ぶっちゃけヒーターは何枚あってもいいですよね。
本音を言うと、背中だけでなく腰にも欲しかったかなというのが素直なところ。
二重構造で冷気をシャットアウト。フィッシンググローブをする方は“ベリベリ”に要注意!

▲せっかくなのでモバイルバッテリーを繋いで電源ON。カッコいいいいい!!
ディテールというか、外見はこんな感じでした。
アウター生地はサラサラというよりちょっとマットな質感で、ダウンやマウンテンパーカーにありがちな素材とはまた違った感じです。
縫製がすごくしっかりしているので、見た目で「あ、高いやつやん」とわかるのも何気に高ポイント。
『Warm Geek2020』を着て釣りに行ってみた
去年買ったワークマンの防寒アウターをそっとクローゼットにしまい、『Warm Geek2020』に袖を通します。

風も無いしそもそも寒くない家の中では当たり前ですね。
ということで、『Warm Geek2020』の実力とやらを確認すべく早速近所の漁港に行ってみました。

▲トラヤは178cm70kgです。
インナーはワークマンの裏起毛インナーとユニクロのスウェットのみ。
想像よりもタイトで、丈も長すぎず短すぎずで個人的にすごく良いです。
ちなみにこのときの外気温は0℃。太陽も出てるので夜の0℃よりはマシですが、一般的には寒いですよね。

▲ライフジャケットは少し低めにセット。
ジャケットの上から巻こうかとも思いましたが、ポケット裏にヒーターが入っているのとポケットが完全に使えなくなるのでやめました。
ただ、こうすると風が強い日は隙間風の侵入を許すことにもなってしまいます。
気になる方は肩がけタイプやフローティングベストを着用すると良いかもしれません。

▲まずは40℃設定のローモードでスタート。
背中に隙間があるせいか「すぐにあたたかい!」みたいな感じはなかったものの、ポケットに手を入れてみるとしっかりあたたかいのに感動。
この日は5mほどの風がありましたが、防風性能も半端じゃないです。
冷気を完全にシャットアウトしてくれているので、0℃の中でも上半身は無敵モードに突入しました。

▲季節、時間帯ともに何も期待できませんが、せっかくなのでアジングしてみます。
漁港での撮影を初めて1時間あまり、上半身は全然余裕なのに指先と足先がついに限界に!
手袋二重の靴下二重、そして防寒ブーツを履いていてもやはり冷えは確実にやってきますね。
結局最後まで何も釣れませんでしたが、『Warm Geek2020』の実力を十分に知ることはできたので良しとしましょう。
結論:発熱ジャケット最高か!
発熱ジャケットというか「『Warm Geek2020』最高か!」って感じですね。これは“最強”と謳うだけあります。
私のはネイビーなので、さながら“青い巨星”といったとことでしょうか。
今度から漁港で見かけたときはランバラルトラヤと呼んでください。

▲コイツがランバラルトラヤです。赤い彗星から青い巨星にジョブチェンジしました。
ということで、今回は発熱ジャケット『Warm Geek2020』をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
私はというとこの撮影以降すっかり手放せなくなってしまいまして、毎夜青い巨星となってクロソイを狩りに出陣しています。(不審者ではありません。)
ちなみに発熱機能と防寒性能のおかげで-5℃でも快適ですが、気温が下がるほどスマホを含めてバッテリー消費が半端じゃないので連続使用時間がどうしても短くなります。
諸元の動作時間に届かないケースが増えてくるので、長時間釣りをされる方はスペアバッテリーを準備しておくといいですよ。
釣具メーカーやアウトドアメーカーの高機能ジャケットもいいですが、高機能+発熱+オシャレの『Warm Geek2020』でこの冬も思いっきり釣りを楽しんじゃいましょう!
プロジェクトURL:https://greenfunding.jp/afustore/projects/4255
※釣りをするときは、安全のためにライフジャケットを必ず着用しましょう。
※漁師さん達の邪魔にならないようにしましょう!
※マナーを守って楽しく釣りましょう!
■赤い彗星時代はこちら↓